top of page

閲覧中の各特設サイトへ戻るには上記ボタンからどうぞ

秋バテにご注意

  • 執筆者の写真: 松本浩彦
    松本浩彦
  • 2019年10月24日
  • 読了時間: 2分

今年の夏は暑かったり寒かったりのくり返しで、 なんとも身体に負担のかかりやすい気候でしたが、

みなさん体調はいかがでしたか? 夏バテというのは、寒暖の差が激しいことで起こります。 冷房のよく効いた室内と暑い外を出たり入ったりするのが、 いちばん夏バテをきたしやすいのです。

今年は熱中症より、むしろ夏バテが心配される夏でした。

さて、この季節になると私がいつも警鐘を鳴らすのが「秋バテにご注意!」です。

夏バテは盛夏のものと思われがちですが、医療の現場では猛暑が終わった後に多く見られます。 夏の間に体を冷やし過ぎたことが原因で、主な症状は、 全身倦怠感、食欲不振、消化不良などです。 寝込むほどの重症感はないけど、何となく体調がすぐれない。 これが秋バテです。

真夏に冷たいものばかり食べたり飲んだり、ずっと冷房の効いた室内にいた人は、 新陳代謝も低下しています。 涼しくなり始めた今頃に疲れが出て、秋バテになるのです。

もともとの原因は自律神経の乱れによるものです。

自律神経を整える薬は、漢方などいろいろありますが、 私が最近お奨めしているのは、ぬるめのお湯にゆっくり浸かる半身浴と、 その後すぐに布団に入ることです。

入浴後まだ身体が温かいうちに、サッと寝床に入ってしまう。 風呂から出てゴソゴソせずに、さっさと体を拭いたらパジャマに着替えて、 身体が冷める前に睡眠モードに入る。

これを一週間も続ければ、疲れを取る深い眠りが取れるようになっていきます。 そのためには、入浴のタイミングを1日の最後に持ってくるという、 生活のサイクルを変える必要が出てきますが、 そんなちょっとした積み重ねで健康は維持できます。いちどお試しください。

bottom of page