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執筆者の写真松本浩彦

夏バテならぬ「秋バテにご注意」2

お約束通り、今回は「秋バテ」の予防法を。


「食事」

食事の基本は、1日3食・規則正しく・バランス良く。暑さで消耗した体力を取り戻し、弱った胃腸の働きを整えるためにも、冷たいものはなるべく控え、温かいものを飲食しましょう。

胃腸に負担をかけないため、よく噛んでゆっくり食べることも大切です。

また、ミネラルやビタミンも、いつもより積極的に摂るようにしましょう。


「入浴」

 暑い夏は、簡単にシャワーのみで済ませてしまいがちですが、一日の疲れをとり、リラックスして眠りにつきやすくするためには、ぬるめのお湯での半身浴がおすすめです。

ぬるめのお風呂にゆっくり浸かることで、副交感神経が優位になり、体が睡眠モードに切り替わります。また、冷房などによって冷えてしまった体を温め、体力の回復、胃腸の回復を助けてくれます。


「運動」

冷房の効いた室内にばかりいたり、気候が涼しくなってくると、汗をかかなくなり、血行が悪くなってしまいます。

すると、体内に疲労物質が溜まり、疲れやすくなります。ウォーキングや軽い運動にちょうど良い気候ですので、適度に汗をかくようにしましょう。


「睡眠」

初秋は、季節の変わり目で自律神経が乱れ、よく眠れない、寝つきが悪いという人も多くみられます。朝一番に太陽の光を浴びると言う点で、朝の散歩は特におすすめです。

夜は、ゆっくりお風呂に入って心と体をリラックスさせてあげましょう。

また、日中はまだまだ暑くても、夜や明け方は気温が下がりますので、長袖のパジャマや腹巻き、厚めの布団を用意しましょう。


秋は、夏の疲れを回復させ、冬の寒さに備える季節です。

夏の生活習慣を見直し、体を秋モードへ移行させましょう。毎日の食生活や生活習慣をほんの少し気をつけるだけで、秋バテは予防、緩和できます。

秋ならではの食べ物を楽しんだり、ゆっくりお風呂でリラックスしたり。

忙しい毎日の中でも季節を感じたり自然を楽しんだり、人間らしい暮らしを心がけたり。意外とそんなことで、健康を維持できるものなのです。


まぁ、当たり前のことばかりなんですが、健康はちょっとした事の積み重ねなんです。

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