■当院では診断に必要な下記の検査を行っています。
血液・尿検査:一般・緊急・性病
レントゲン検査:一般単純撮影
骨密度検査:MD法(第2中手骨のレントゲン)
超音波検査:心臓・肝臓・胆嚢・膵臓・腎臓・脾臓
心電図検査
オージオメーター:聴力検査
各種腫瘍マーカー(必要に応じて)
感染症検査:インフルエンザ・新型コロナウイルス
(渡航前PCR検査証明書発行など、検査条件によって自費となる場合もありますので事前にお問い合わせご確認ください。)
CTやMRIなどの検査は必要に応じて連携医療施設にて行います。
診断の為の一般検査
(保険対応)
■成人病・遺伝子健康診断
松本クリニックは認証遺伝子診断実施施設です。
平成25年4月より、当院は「成人病の遺伝子診断」を行なうことができるようになりました。院長の松本は、東京医科歯科大学が主催する「臨床ゲノム医療学会」の試験に合格した「認定ゲノム・ドクター」です。
■こんな方におすすめ
● 家族・親族の糖尿病や高血圧など、メタボが心配。
● 癌(がん)家系なので心配している。
● 肥満体質でこれからの体調管理に悩んでいる。
● 会社の健診で糖尿病の疑いが指摘された。
● 母も姉も乳癌なので自分の遺伝子を知りたい。
■遺伝子検査について
● 今や日本人の2人に1人は癌にかかる時代となっています。PETなどの画像診断や内視鏡検査では発見が困難な、5mm以下のごく小さな癌細胞でも、癌細胞から血液中に遊離される遺伝子を解析し、その存在リスクを評価することで超早期診断が可能です。
● 早期発見は確かに大切ですが、治療には肉体的、精神的な苦痛が強いられ、また生涯、再発の懸念が伴います。
● 遺伝子診断は癌細胞が生まれる危険度を判定し、癌細胞が固形癌に成長するまでに縮小または消滅させるための「癌予防のための検査」です。
病気の原因は、本人の持って生まれた体質と、生活習慣などによる後天的な環境因子とされています。
特に癌が生じるのは、まず体質的要因があり、その上に生活環境によって、細胞の遺伝子変異が蓄積されるからです。画像診断で確認される前に、癌の始まりである遺伝子異常を発見できれば、ほとんどの人が、癌の早期予防・早期治療を受けることができます。
「先天的な遺伝子情報」を調べ、なおかつ現在あなたの体の中で進行しているかもしれない癌細胞の痕跡、血液中の癌細胞にかかわる遺伝子の「後天的な変化」を調べます。
癌になる前の超早期癌リスク評価を可能とし、癌を未然に予防するのが遺伝子健康診断です。
■RNA発現解析検査について(長寿遺伝子および癌遺伝子発見解析)
「貴方の現在」の発症を予測するものです。「長寿遺伝子」という言葉、聞きなれないと思いますが、誰でも持っています。
ただその遺伝子のスイッチが「オン」になっているのか、「オフ」の状態なのか、それを調べることはできます。
現時点で貴方の身体の中で、どこの癌の遺伝子スイッチが「オン」になっているか、例えば、男性ならば立腺癌を含む主要8部位の癌、女性ならば乳癌、子宮癌を含む主要11部位の癌についての発現リスクを測定できます。
もちろん癌だけではありません。糖尿病などの他の遺伝子のスイッチも「オン」「オフ」の状態を知ることができます。
でも、判っただけで「ハイ、終わり」では何の意味もありません。
当院の遺伝子検査の特色は、長寿遺伝子だけでなく成人病遺伝子も含めて、もし「オン」になっていたら、どうすればそれを「オフ」にできるか、そこまで掘り下げて生活指導します。そこまでして、はじめて究極の予防医学と言えるのです。
検査方法は血液を2.5cc採取するだけで解析できます。
遺伝子の外因性損傷を疾病ごとに、将来の発症リスクや長寿遺伝子の活性度を調べることで、癌遺伝子や、長寿遺伝子の現在の活性度を知ることができます。
■検査料金(完全予約制)
ゲノムドック 189,000円(税込)
長寿遺伝子発現検査と、男女別の癌遺伝子発現検査が同時に行なえます。
ただし生活様式によって値が変化するので、癌家系である、親族が癌にかかったなど、リスクが高い方は、定期的に検査を受けていただくことで、より高確率に成人病、特に癌に罹患する危険を回避できます。
もちろん、遺伝子が発現していた場合、その予防のための生活指導も料金に含まれています。この部分がゲノム・ドクターからでなければ受けられない、最大のメリットです。2.5ccの血液採取で検査できます。
この検査で仮に悪い結果が出ても何も恐れることはありません。むしろラッキーだとお考え下さい。
当院では遺伝子検査で悪い結果が出た方にこそ、予防的治療を積極的に奨め、例えばオフになっている長寿遺伝子をオンに切り替えたり、罹患する可能性の高い癌があればそれを予防する手段を講じ、さらに徹底的に早期発見に努めることを主眼としています。
検査は悪い点を発見することが目的ではありません。その結果をふまえて、病気にかからないようにすることが本来の目的だということを忘れないで頂きたいのです。そのための遺伝子検査なのです。
ゲノムドック
遺伝子検査(自費)
■プロテオ検査(超早期がんリスク検査)
プロテオ®検査とは、ステージ0から「がん」を検出できる超早期がんリスクスクリーニング検査」です。
対象となるのは、すい臓がん、肺がん、乳がん、胃がん、臍がん、肝がん、大腸がん、甲状腺がん、腎臓がん、前立腺がん、子宮がん、卵巣がんなどの固形がんで、体内にがんが発生した場合に血液中に微量溶け出すがん関連物質を、新型バイオチップであるプロテオ®を用いて測定・数値化し、がんのリスクをC(リスク高)・B(要観察)・A(リスク低)の三段階に分類・判定します。(※1)
検査に用いる血液は30マイクロリットル(4滴)とごく微量で、食事等の影響も受けないため、身体的な負担も軽く、安全な検査方法です。
採血は、通常の採血と同様、静脈に針を刺して行います。さらにプロテオ®超早期がんリスク検査では、測定数値が明確な差をもって現れるため、判定が容易で、誤判定の可能性が限りなく低いという特徴があります。
がん早期発見のツールとしてのみならず、進行リスク、再発・転移リスク、治療効果の判定などにも有用な検査として、お役立て頂けます。
※1 プロテオ®はがんのリスク判定を行うものであり、確定診断を行うものでは有りません。A判定であってもがん発病の可能性を完全に否定するものではありません。また、B判定、C判定の場合も必ず発病することを断定するものではなく、発病に至らない場合や、判定結果が嚢腫、繊維腫、ポリープ、脂肪肝等によるものである場合があります。
プロテオ検査(1回)66,000円(税込)
(注)造影剤を使用して1ヵ月以内の方は、検体エラーが出る場合がありますので、その期間は検査できません。
■CTC検査(血中循環腫瘍細胞検査)
血液中に循環している循環がん細胞(CTC)と循環がん幹細胞(CSC)を検出することで、がんの超早期発見や再発、治療の予後の検知などを行います。
CTC検査とは?
腫瘍が1.5~2㎜の大きさになると血液中にがん細胞が放出されることが分かっており血液中を循環しているがん細胞のことをCTC(血液循環腫瘍細胞)と呼びます。 CTC検査は血液中を循環しているがん細胞を直接検出する方法です。
CTCとがんの予後との関連性
CTCが多い患者様は理論上、転移や再発のリスクが高くなると予測されますが、事実論文においても複数の報告があり、特に乳がん・大腸がん・前立腺がんに関してはCTCと生命予後との関連が報告されています。
CTCの検査方法
採血にて約20㎖の血液を取ります。
■マイクロアレイ血液検査
マイクロアレイ血液検査は体への負担が少ない“がん”診断方法を目指して開発された、「今」“がん”があるのか無いのかを判別するのみならず、「将来”がん”になりやすい体質かどうか」を調べる遺伝子検査です。
“がん”などによる体の反応を遺伝子レベルで測定できる、マイクロアレイという新しい技術を利用し、“がん”の有無を判別しています。
膵臓がん、胆道がん、胃がん、大腸がんの4つの消化器系がんを同時に、部位別に検査できます。早期がんを含め9割の高い検査精度を示しています。
1回の採血(5.0mL)のみで、検査が受けられます。
■アミノインデックス検査
アミノインデックス検査は血液中のアミノ酸バランスを測定し、健康な人とがんである人のアミノ酸バランスの違いを統計的に解析することで、がんに罹患しているリスクを評価する新しい検査です。
1回の採血(約5mL)で、複数のがんを同時に検査(早期がんにも対応)することができます。
アミノインデックス検査の検査対象となるがんは、男性では胃がん、肺がん、大腸がん、膵臓がん、前立腺がんの合計5種のがんに対するリスクを評価します。
女性では胃がん、肺がん、大腸がん、膵臓がん、乳がん、子宮がん・卵巣がんの合計7種のがんに対するに対するリスクを評価します(子宮がん・卵巣がんについては、子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんのいずれかのがんであるリスクを評価することはできますが、それぞれのがんのリスクについて区別することはできません)。
■がん腫瘍マーカー
腫瘍マーカー検査は、がんの診断の補助や、診断後の経過や治療の効果をみることを目的に行います。
腫瘍マーカーとは、がんの種類によって特徴的に作られるタンパク質などの物質です。がん細胞やがん細胞に反応した細胞によって作られます。がんの有無やがんがある場所は、腫瘍マーカーの値だけでは確定できないため、画像検査など、その他の検査の結果も合わせて、医師が総合的に判断します。
がん検査(自費)
別途腫瘍マーカー検査料金がかかります。
■プロテオ検査
■CTC検査
■マイクロアレイ血液検査
■アミノインデックス検査
■健康診断を随時受け付けています。
個人様の場合、提出先・目的により検査項目が異なりますので、事前に連絡をいただけると、スムーズです。
また、企業の集団健診も受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。
数名ずつで来られる場合、8時半や12時からなど時間外でも対応させていただいております。
費用は、心電図・採血のない省略のもので、3300円(税込)、心電図・採血を含む一般的なものは、7700円(税込)です。
上記価格は、雇用時は労働安全衛生規則第43条、定期健診は労働安全衛生規則第44条で定められた項目内での価格です。
その他項目がある場合は、追加料金をいただきます。
また、「心電図と問診のみ」や「レントゲンと問診のみ」などの場合も、料金が異なります。
料金表をご覧いただき、ご不明な点はお問い合わせください。
※料金表に「尿・蛋白・潜血・ウロビリノーゲン」の追加料金1000円と表記されておりますが、雇用時健診・定期健診・健康診断Aに追加される場合は、+260円となります。こちらの項目のみで受診される方は基本料金+1000円です。
■健康診断を受けられる方へ
●提出先で所定の用紙がある場合は、健診日に持参してください。
☆FAXができる環境であれば、当院に連絡後用紙をFAXしていただけますと、項目を事前に確認できるので、当日の待ち時間を短縮できます。
☆FAXが難しければ、お電話にて看護師が健診内容を確認させていただくことがあります。(午後の健診を希望される場合)
→所定の用紙がない場合は、当院に法定健診の用紙がありますので、そちらの内容で健診させていただきます。
●普段、眼鏡を使用されている方は、眼鏡をお持ちください。
検尿のある女性の方
検査項目に潜血がある場合、月経時は検査できませんので、検尿のみ後日になります。
※潜血がない場合は、月経中でも検査できます。
●採血のある方
採血前10時間は絶食することが望ましいです。
→お水は、飲んでいただいて大丈夫です。
(午前中の健診なら)朝食は食べずにお越しください。
(午後の健診なら)朝食は早めの時間にお摂りいただき、昼食は食べずにお越しください。
健康診断
(一般・企業・学校)
■当院では、高ストレス者を対象とする面接指導を含めた、ストレスチェック業務全般を事業所単位でお受けしています。
労働安全衛生法第66条10の規定に基づく「ストレスチェック」とは、ストレスに関する質問票に労働者が記入し、それを集計・分析することで、自分のストレスがどのような状態にあるのかを調べる簡単な検査です。
労働者が50人以上いる事業所では、2015年12月から、毎年1回この検査を全ての労働者に対して実施することが義務付けられました。
費用はお一人2,500円です。
面接指導を行った場合などの追加料金は頂いておりません。
ストレスチェック
■当院では、予防接種に各市町村の助成を使用いただけません。
ご予約は、お電話でも承ります。ただし、ワクチンは取り寄せになりますので、ご予約後のキャンセルはお断りしております。
(インフルエンザワクチンのみ、予約不要です。)