お知らせでも載せていますが、風疹の流行が問題となり、 抗体保有率の低い年代の男性に対し、風疹抗体検査が、 抗体がない場合はワクチンも無料で受けられる制度が始まっています。 (自費ですと当院価格:風疹抗体検査6,740円、風疹ワクチン6,250円です)
順次クーポン券が、住民票のある市町村より送られてきます。
届いているけど、そのままになっている方はいらっしゃいませんか。
風疹流行に関する緊急情報
風疹は、感染力が強く、発疹の出る前後約1週間は 人に感染させる可能性があります。 感染すると約2~3週間後に発熱や発疹、リンパ節の腫れなどの症状が現れます。 風疹の症状は、子どもでは比較的軽いのですが、 まれに脳炎、血小板減少性紫斑病などの合併症が、2,000人~5,000人に1人くらいの割合で発生することがあります。 また、大人がかかると、発熱や発疹の期間が子どもに比べて長く、
関節痛がひどいことが多いとされています。
そして、ここに一番注意していただきたいのですが・・・。
風疹に対する免疫が不十分な妊娠20週頃までの女性が 風しんウイルスに感染すると、眼や心臓、耳等に障害をもつ(先天性風しん症候群)
子どもが出生することがあります。
(妊娠1ヶ月でかかった場合50%以上、妊娠2ヶ月の場合は35%などとされています)。
妊娠中の女性は予防接種が受けられないため、妊婦の周りにいる人 (妊婦の夫、子ども、その他の同居家族等)は、
風しんに感染しないように予防に努める必要があります。
家庭だけでなく、職場で感染することもありますので、 家庭に妊娠予定や妊娠中の方がいなくても、これを機会に意識を高めていただき、 抗体検査をお受けください。
なお、当院では抗体検査の予約は不要です。 診療時間内に写真付きの本人確認書類をお持ちになってお越しください。
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