top of page

閲覧中の各特設サイトへ戻るには上記ボタンからどうぞ

膝の黒ずみ

執筆者の写真: 松本浩彦松本浩彦

Q:膝の黒ずみをとる方法はありますか?家でケアする方法と美容医療などで、対処する方法どちらも教えていただきたいです。

A:古くから「女の歳はヒザを見れば分かる」と言われてます。

 ヒザは脚を動かすたびに伸び縮みする部分なので、もともと皮膚が分厚くできており、誰でも色が濃く見える部位ではあります。

ではまず、ヒザが黒ずみやすい原因ですが、これはもう、「摩擦」に尽きます。例えば女性はピッタリとしたデニムジーンズをはきますが、これで歩いていると常時ヒザが擦れていることになります。また、家で、誰も観ていない時、立ち上がるのが億劫で、ちょっと移動する時など、ついヒザで歩いてしまう。他には、お風呂で気になるヒザの黒ずみ部分を取ろうとして、ナイロンタオルでゴシゴシ洗う。これは全部、ヒザが黒ずむ原因。つまり肌への摩擦刺激なのです。ヒザの黒ずみの原因が、日常の何気ない習慣に隠されていたことがお判り戴けたと思います。

次にヒザの黒ずみ対策です。まずは黒ずみの原因になっている刺激を取り除くこと。あたりまえですね。もう一つ「ヒザをつかないこと」を徹底しましょう。不精をしてヒザで歩かずに、立ち上がる。

お風呂でも、ちょっと立ちヒザになるとか。板の間に正座、なんて最悪です。ささいな心がけが、意外にヒザの黒ずみ対策に有効です。また、入浴後は、ボディローションや尿素の入ったクリームを塗って、保湿を心がけます。その際、良くすり込む事が有効です。なにせヒザの皮膚は厚いですから。

医療としてヒザの黒ずみを治療するにあたって、当院では、クリスタル・ピーリングというケアシスという方法を使っています。膝の黒ずみ慢性の刺激による色素沈着が大きく関与しているわけですから、その色素沈着の改善に有効とされる成分、ハイドロキノンを、医療機器を使って黒ずんだヒザの皮膚内に効率良く注入します。

ハイドロキノン強力な漂白作用を持ちますが、分子量が大きく、塗るだけではなかなか皮膚の細胞には入り込んでくれません。そのためにピーリングとケアシスという電気導入(エレクトロ・ポレーション)の機械を使っています。


最新記事

すべて表示
bottom of page