前回の続きです。
それでは当院では実際にどのようにやっているのか・・・。
当院のシステムは、
まず最初に、カウンセリングのみにご来院頂き、治療のご希望を伺い、 施術の適応があるかどうか、施術方法、料金、通院回数、合併症、 施術承諾書に係るご説明、施術前にお気をつけいただくこと、 施術後にお気をつけいただくことなど、すべて詳細にご説明いたします。
ご納得頂いていから、お帰りの際に、後日の施術予約を取って頂いております。
カウンセリングは予約不要で無料です。 カウンセリングは通常の診療時間内にお越し頂いています。
初回のご来院当日に、施術することはありません。
施術は完全予約制です。
それではそのカウンセリングでどのような話をするのか。 私はまず、初めてお会いした患者さんに まず最初に「私のことはリフォーム屋の親父と思って下さい」と言います。
美容とは、いわばお顔のリフォームです。
ですので、私はリフォームを頼まれた「工務店のオヤジ」なのです。
リフォーム工事ですから、家の中で工事する場所、工法、工事期間、 出来上がりの予想図面、見積金額、これらを紙に書いて説明しながら家主さんに見せます。
そして、これはあくまでリフォーム屋の親父が出す工事の見積書です。
でもそのうちどこをどう工事するのか、予算や期間やその他を考えて、 決めるのはお金を払う施主であり家主である患者さん自身でないといけませんと、最後にそう言います。今すぐ決めろとか、契約するまで帰しませんなんてことは言いません。 見積もりを持って帰って、ゆっくり検討してから、工事に取りかかれば良いんですから。
焦る必要なんて、ちっともありません。
予算の関係でこの工事は省いて下さいとか、そんなことはあって当然なのです。
ですので私はまずお顔を見せて頂いて、どういう工事をどの期間やって、 次にどういう工事をやって…という風に、紙に書きながら順を追って説明していきます。
まず一番良く言うのが、リフォームに例えれば、壁紙を張り替えるとか、屋根を葺き替えるとか、 窓枠をサッシに変えるとか、ガスコンロをIHヒーターに変えるとか、 そういう雑工事を最初に求めて来られる方に、そんなものはいつでもできますよということです。 まずは床板を外して、家の土台にコンクリートを流し込んで、ほら、テレビであるじゃないですか。
「なんということでしょう。床柱がシロアリに喰い尽くされて 家の土台は地面から離れてグラグラになっているではありませんか」ってな感じ。
そこで匠(たくみ)はまず床板を全部めくって、家の土台をコンクリートで補強し、 さらに腐った床柱には檜のくさびを打ち込んでその上に鉄骨で補強までしますよね。
これでもう家は傾くことはありません。
そう、リフォームで最初にやるのは、まず土台造りなのです。
~3~に続く・・・。
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