夫が病院で「痛風」と言われました。焼酎なら良いって本当?2
- 松本浩彦
- 2011年10月6日
- 読了時間: 1分
更新日:2023年8月28日
ビールにはプリン体が多く含まれており痛風に悪いと言われます。
一方で焼酎はプリン体が含まれていないので問題ないと言われますが、これは間違いです。
アルコールの摂取は肝臓での尿酸合成を促進し、プリン体の尿中排泄も妨げます。ですから焼酎であろうが何であろうが、高尿酸血症の人はアルコールを飲んではいけないのです。このことから痛風の患者さんには、アルコールと果物の摂取制限を勧めます。
カロリー制限が大切 適度な運動もカロリー消費という点で非常に大事ですし、十分な水分補給も必要です。
適度な運動とバランスの良い食事、また尿をアルカリ性にするため野菜を多く摂取して下さい。「痛風はビールを飲みながらでも治る!」という本を目にしました。誤解されやすいタイトルですが、中身は真っ当なもので、同様の内容が書かれていました。キャッチコピーに目を引かれず、しっかり食事制限に努めてください。