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執筆者の写真松本浩彦

フラクショナル・レーザーとダウンタイム

フラクショナルレーザーというのは、メイクで隠しきれない大きな毛穴や小ジワを最新のレーザー治療で修復し、きめ細かく若々しいお肌に再生する治療法です。

ニキビ跡のクレータには最も効果が実感できます。

低出力な細かいレーザーを皮膚に当てて目に見えないほどの小さな孔を開けます。その皮膚に無数の小さな孔のしたから新しい肉が盛り上がってきて、凹みが改善されます。水分に反応するCO2レーザーと同じ性質ですが、低出力で治療しますので皮膚への負担は極めて少ないのが特徴です。出力をコントロールすれば、最短2日間のダウンタイムで治療を実施することができます。


でも、これって、やる方は大変です。もちろん受ける方も。まず設定が難しい。この機械は小さな孔の間隔と、深さをコンピュータで制御しますが、その数値を決めるのは術者です。

このくらいの毛穴やニキビのクレーターだったら、孔の間隔はこのくらいで、深さはこのくらいで…と、ほとんど勘と経験に頼っているのが実情です。これが難しい。


ですので、施術希望の方にはまず必ずテスト照射をして、一ヶ月後に状態を見てから本照射をします。

ダウンタイムですが、この機械でいえば、照射した後、一定期間その部位が、茶色と言いますか、銅色になります、要するに、ヤケドなのです。もちろんこれは時間とともに治っていくのですが、それが治るまでの時間がダウンタイムだとお考え下さい。そういう意味では、フラクショナルは、現存する美容機器の中でいちばんダウンタイムが長い機械だと言えます。

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