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執筆者の写真松本浩彦

コーヒーがシミを予防する?~1~

「シミ」についておさらいしましょう。

シミには大きく分けて4種類あります。 紫外線による日光シミ、老化による加齢シミ、生まれつきのソバカス、女性ホルモンがメラニン細胞を活性化させてできる肝斑。 この4種類のシミが1人の顔には点描のように混在しています。 最後の2つは置いておいて、問題は先の2つ、つまり日光シミと加齢シミです。 この2つのシミやクスミの原因となるのが紫外線です。

そして人間が一生に浴びる紫外線の80%は18歳までに浴びているのです。紫外線が皮膚細胞のDNAを傷付け、その影響が徐々に蓄積され、やがて肌の老化や「シミやシワ、クスミ」として現われるのです。 20才までは日焼けを繰り返しても皮膚の老化が目立たないので、子供の日焼けは無害だと言われてきましたが、小児期からの無駄な日焼けの影響が、30歳頃に現れてきます。 紫外線は皮膚の細胞の遺伝子DNAに損傷を与え、40歳を過ぎると皮膚の老化が少しづつ現れるのです。

紫外線による悪影響はすぐには現れません。 しかし、確実に皮膚に障害を与えつづけています。

紫外線はたしかに注意すべきですが、人間には、損傷されたDNAを自己修復する機能もしっかり備わっています。その自己修復機能が落ちてくるのが30代で、それがシミ、クスミの出てくるシステムなのです。 要するに、歳をとって出てくるシミは、子供の間に浴びた紫外線のツケを歳を取ってから払っているようなものなのです。

簡単に結論を言えば、紫外線が細胞を酸化させることでシミができると言うことです。つまり「シミ」は皮膚細胞の酸化が原因で起こるものであり、皆さんもよく耳にされる「抗酸化」とはDNAの損傷を防ぐ事を指し「抗酸化物質」とは、細胞を酸化させる物質の働きを抑制したり、または酸化した細胞を修復、もしくは還元して元に戻してくれる物質なのです。 ですからシミだけではなく、ガンや、アルツハイマー病や、糖尿病などの治療にも応用できるということで、世界中で研究されています。

抗酸化物質について…次回にも続きます。

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