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執筆者の写真松本浩彦

コラーゲンとビタミンC、のむ?ぬる? ~2~

前回の続きで… 対処法についてです。

対処法は、簡単なことです。 外側の硬い殻、すなわち角質層が早く再生するように 手助けをしてやればいいのです。 そのための第一は保湿、第二に紫外線予防です。 保湿成分というと、また皆さんは高価な保湿成分入りの高級化粧品を買うとか、 コラーゲンが肌に良いと聞けば高額なサプリメントを買いこんできて飲むとか、 広告や宣伝を妄信してお金を使って解決しようとお考えでしょう。 それは大きな間違い。 物事の本質を見ていただきたいのです。

……さてやっと本題に入ります。 ちょっと前振りが長過ぎましたね。 すみません。  お肌に良いとされるコラーゲン。 はっきり断言します。 飲んだり食べたりしても、効果はありません。 飲んでも胃でアミノ酸に分解されるので、卵やお豆腐を食べたのと同じことになります。 ヒアルロン酸も同じ。 コラーゲンやヒアルロン酸は、お肌に直接塗るものなのです。

一方ビタミンCは、分子量が大きく、つまり粒子が大きいため、 お肌の細胞に入る事ができません。 それでまぁ、いまはプロビタミンとか、 肌の細胞のすき間には入り込めるような工夫がなされているのも事実なんですけどね。 でもビタミンCは、お肌に塗り付けても、濃度が濃ければ刺激も強く、 かえってお肌を荒らします。 ビタミンCは飲んでお肌に効くものなのです。

で、結論。 何も特別なことをする必要はありません。 普通でいいのです。 いつも使っている保湿剤入りの化粧水を少し頻回に塗る。 曇った日でもしっかり紫外線予防のクリームを塗って外出する。

そんな、ほんの少しの気遣いのつみかさねです。


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