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執筆者の写真松本浩彦

インフルエンザの診断を受けた方に

現在流行しているのはほとんどが新型インフルエンザA型(H1N12009)ですが、A香港型、地域的に(地名は伏せますが近隣の特定の校区で)B型がさらに中国で発生した、新型の鳥インフルエンザは、もうすでに日本に入って来ていると考えて間違いありません。当院でインフルエンザの診断を受けた方は、以下のことにご留意下さい。

  1. まず、家に帰ったらすぐに、学校または職場に電話してください。その際「病院でインフルエンザの診断を受けたのでとうぶん休む」と申告してください。会社によって、診断書が必要な場合とそうでない場合があるので、お勤めの方は診断書の要否を必ず聞いておいてください。

  2. 当院ですぐに治療を開始しますが、その夜はたいていの方は高熱がでて、辛い思いをされますが、翌日には別人のように楽になります。

  3. 今年のインフルエンザの特徴として熱が出ない方が多く見受けられます。熱がないと言っても症状が軽快して48時間はまだ強い感染力を持っていますので、他人にうつります。外出はしないでください。もちろん、学校、職場にも行けません。

  4. 指示に従って、治癒した頃に再受診していただきます。それまで、一日2回、朝と夕方に熱を計って記録したものを持参してください。とくに備考欄にコメントを詳細に書いて下さい。記録を見て、登校・出社の可否を判断します。その際に、学生の方には登校許可証を無料で発行します。会社に提出する診断書も発行しますがその場合は3,000円の費用をご負担下さい。

  5. 平熱になって48時間経過すれば、登校許可証、または診断書を持って、学校・会社に行って頂けますが、ウイルスはさらに24時間、あなたの身体に残っています。ですから、熱が下がったからといって、直ぐに通常の生活に戻るのは危険です。

  6. 今年のインフルエンザはリレンザ、タミフルといった、飲み薬がほとんど効きません。従って当院では原則として、インフルエンザの治療の第一選択として「ラピアクタ」という点滴の特効薬を使用しますので、飲み薬はお出ししていません。

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