先日、インフルエンザの新しい治療薬の勉強会をしました。
最近は吸入でも点滴でも1回投与のものが 発売されていましたが、今回は内服1回で効く”ゾフルーザ”のお話です。
従来の抗インフルエンザ薬と違いウイルスが広がる前段階の細胞内で ウイルスの増殖を抑える働きがあるとのことです。
インフルエンザの症状が出ている期間を比べると従来の抗インフルエンザ薬と大差は無いようですが、
罹患2日目の体内のウイルス量を比べるとゾフルーザはかなり少ない状態になるようです。
そのため、感染拡大の防止に期待がもてます。
当院では患者様に合わせてお薬を選択し、 治療方針を相談させていただきます。