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  • 執筆者の写真松本浩彦

インフルエンザの大流行の兆し

昨年は4月中旬から夏、秋と通じて、当院ではインフルエンザの患者 さんが多くみえていましたが、年末にノロ・ウイルスが大流行したニュースは皆さんも記憶に新しいと思います。しかし、ノロウイルスの流行も一段落し、ここに来ていよいよ、インフルエンザの大流行の兆しが見えはじめています。

当院でも一日平均3人~4人はインフルエンザと確定診断しています。お盆の期間ですら一日に5人来られ、全員、簡易キットで見事にA型陽性でした。


これはもうはっきり、流行期と言って過言ではありません。2009年に流行して「新型豚インフルエンザ」と言われて騒がれたアレです。インフルエンザ(H1N1)2009という正式名称がついて、今では季節型インフルエンザの仲間入りしています。 思い出して下さい。最初に神戸で発見されて大騒ぎになり、日本中で大騒動になったのは、2009年のちょうどゴールデンウィーク明けでしたよね。要するにこのインフルエンザ(H1N1)2009・ウイルスは、季節を問わず一年を通じて流行するということです。またもう一つ困ったことにこのウイルス、タミフル耐性株が多く、リレンザにいたっては全くと言っていいほど効きません。

ですので当院では全例「ラピアクタ」という点滴のインフルエンザ特効薬で治療しています。


インフルエンザは真冬に流行するものだと思っている方が大勢いらっしゃいます。実際、4年前まではそうでした。しかも困ったことに、まだそう思い続けているドクター達も驚くほどたくさんいます。不勉強というか、昨夏も他の医療機関で夏カゼと診断されて、それでも治らず一週間以上も高熱が続き、うちに来た時にはインフルエンザ肺炎まで併発している方が来られました。

もう大変でしたがラピアクタの点滴と抗生物質の併用で、ようやく完治しました。

いまインフルエンザが流行っているというのに、それを把握してない開業医が多い!尻拭いさせられるこっちは大変です。 「インフルエンザは冬の病気」というのは、もう過去の話です。現に昨年の夏、沖縄では毎週千人単位でインフルエンザの患者さんが発病しました。


このインフルエンザ、典型的な症状がないのも厄介で、高熱が出ない場合も多く、あえていうなら「頭痛」が共通の症状と言えるくらいです。どうか皆さん、いつもと違う妙な体調や、何ともいえない疲労感、カゼだと思うけど何かちょっと違う気がする、などと感じたら、すぐに医療機関に駆け込んで下さい。それも、ちゃんと感染症の流行の現状を把握している先生の元に。

おそらく新型インフルエンザですから!


※ 4月に掲載したものと一部内容が重なっています。

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